切削・研磨・放電

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新越精機では、「研削加工」「切削加工」「放電加工」すべての加工設備が整っておりますので、製品によって、最適な加工方法で加工させていただきます。
現在、放電加工機を使う加工品は多くありますが、弊社では放電加工という手法が出る前から、同様の加工品を研削加工で製作をしており、現在でもワイヤー放電よりも加工精度が高くなるため、研削加工を用いて製作をするものもあります。それによって加工品の寿命が2倍になるなど、同じ図面の交差内とはいえ、性能に差が出ることもあります。
それぞれの加工法のメリット、デメリットを把握した上で、加工品の使用用途を考え、最適な加工方法で、製作をさせて頂きます。
現在の加工方法で精度が出ない場合や、従来の方法では工数がかかりすぎる場合など、加工方法の変換の提案もさせて頂きますので、一度ご相談ください。

切削加工

メリット

  • 複雑形状を加工できる
  • 低コスト

デメリット

  • 切子が多い
  • 1/100単位の精度対応できない
  • 焼入れ後の加工が困難
  • 高硬度の加工が困難

主な加工品

冶具部品NAK55 切削

研削加工

メリット

  • ミクロン単位の精度要求に対応できる
  • 表面粗さを整えることが出来る
  • 切削加工では削れない硬度の材質を削ることができる

デメリット

  • 加工面の複雑形状には対応できない
  • 切削点の温度が高温になるので、割れの原因になる
  • 磁力を帯びていない材料には対応しづらい

主な加工品

機械部品SKD11 研削加工

放電加工

メリット

  • 電気を通す材質であれば、どんな硬度でも加工が可能
  • 異形状、複雑形状の加工が得意
  • 精密な加工が可能

デメリット

  • 電気を通す素材にしか加工できない
  • ワイヤー線、電極が必要

主な加工品

機械部品SKD11-HRC60 放電加工